本当にヒドイ今年のススメバチ。
そしてついに、一群全滅しました。私には初めての経験ですが・・・
この群は越冬から来季のメインとして育てた群で、程度の良い新王で蜂の数もたくさんいて秋に一度割っても良いかと思っていたほどでした。しかし。なぜか数回の集中攻撃により毎回数千匹の被害を出し、みるみる蜂が減っていってしまいました。そして今回。

巣箱は本当に凄惨でひどい事になってました。
まだ半分信じられない気持ちのまま巣箱を片付けると、スヒは荒らされて蜂児が散乱、底にはまだ瀕死でうごめいている蜂達がたくさんいて、本当に憎いスズメバチは集団で残虐と略奪の限りを尽くしたようです。何が起きたのか、最期の様子がどうだったのかと声をかけても、勿論それらは想像するしかありませんね。ミツバチ達はよく闘ったらしく、オオスズメバチの死体も何匹も転がっていました。ただ、いかんせんこういう結果になりました。

他の群はなんとか持ちこたえています。波状攻撃は止むことがありませんが、やはり蜂群と言うのは弱ると一気に崩壊しますね。もう原理原則の通り、としか言えません。
何かの拍子でスズメバチの大ダメージを受けると、もうダメ。そして更にその入口も(恐らく)あって、それは蜂の数の不足であったり気づかないうちに増殖したダニであったり、もしかすると蜜不足なども関係するのかもしれません。

蜂を強盛群に保つ、結局はそこなんですよね。わかっちゃいるんですけど。