養蜂やってみたい。

突然ミツバチに目覚めた中年。勢いで蜂を飼い始めたはいいが、果たして。

2015年02月

越冬できたっぽい

寒さと強風でいままで何もできずにいましたが、今回は久々に風がなく、気温も10℃まであがりましたので・・・2か月半ぶりに内検しました。

すると、思ったより蜂たちはずっとたくさんいて、蜜も花粉もまだ残っていて、しかもすべての女王は綺麗で元気で、それぞれそれなりに蜂児もいます。見た目にはダニの影響もなさそう。実に順調といってよさそうです。継箱をぎりぎりでたたみ切れず、そのまま越冬してしまった1組さんは蜂の数がいい感じだったので、単箱に仕立て直しました。2組さんは上下に蜂がワラワラいたのでそのまま継箱継続・・・晩秋にぎりぎり割り出した4枚群の5組も無事越冬。ちゃんと蜂児もいました。どうやら巣箱のなかはもう春のようです。

今日のミッションはダニ剤投入。それぞれの規模に応じてダニ剤を入れてゆきました。今から6週間・・・うーん・・・タイミングが・・・合わない・・・
本当は、このあたりは菜の花がすごいので絞りたかったんですけどね・・・来年には狙って絞れる技術を身につけたいものです。

それにしても、久しぶりに蓋をあけると・・・蜂の機嫌の悪い事!!!! 内検している間中手にも顔にもバンバンぶつかってきますし、巣箱の中ではみんな針を出したお尻を振り回しています。かなりの蜂にアタックされて、全部払ったはずなのに帰りに車で走っていると車の中にも二匹いました。

そういえば、まだ寒いとおもっていましたが周りを見るとオオイヌノフグリ、ホトケノザが咲いています。良く見ると土手の菜の花もわずかながら伸びてきました。3月に入ると一気に春になります。いよいよ蜂シーズンはじまりましたね。今年も無事に蜂が飼えますように・・・

2015シーズン・・・

ご無沙汰しております。
蜂は冬がシーズンオフでして・・・と言うのがまあ嘘ではないにしても、実際には多忙やらなんやらで放置してましたすみません。
すでに2月も後半。3月に入ると私が蜂を飼い始めてめでたく1年と言うことになります。今思えばほんと、大変でした。もうあまりに大変だったのに、何かにとりつかれたかのように蜂を飼ってきたわけです。

3枚群×2群でスタートした私の蜂は現在、5群です。途中で2群をよそ様にお出ししているので、結局2群は7群になったことになります。そして計算上、集蜜群2群で計80kgくらい採れました。もっとも、そのうち35kgくらいは出荷に向かないのと結晶してどうにもならず我が家で眠ってますが・・・まあ、我ながらまあまあの成績だったかと。これもお師匠や皆様のおかげです。ありがとうございます。

越冬直前、大失敗がありました。ダニ駆除を怠ったわけです。ウチの蜂は当初よりほとんどダニの姿を見ることもなく、雄蜂をたたき出してもわずかぽろぽろとしか見えなかったのです。そのためか、私はどうやらダニを侮っていたようなのです。

もう冬になろうかと言う11月中旬以降、巣箱の周りの蜂の様子がおかしくなり始め、明確にダニと思しき症状が発症し始めました。どうやら晩秋まで蜂がバンバン増え続けた時期に私がサボったため、ダニの大発生を許したらしいのです。あわてて対策。気温が5度でも仕方がありません。巣箱を開けてばらばらにしてダニ剤を差し込みます・・・1週間後・・・巣門の前におびただしい数のダニの死骸が。文字通り掃いて捨てるほど。この時期はすでに巣門を狭くしてあったのですが、この巣門を広げて中をみると、巣箱の底にはさらに積もるほどのダニが。可能な範囲でかきだしますが、もう巣箱は開けられません。蜂達がけなげに掃除して、一生懸命羽で羽ばたいて死んだダニを吹き飛ばしていたのでそのまま任せることにしました。
冬篭りは、巣箱に麻布を巻いただけ。最後の内検で、蜜の状態を確認して、予備の蜜枠も入れておきました。なお、1組と2組は結局継箱が下ろせませんでした・・・


年内いっぱいは、巣門の前がダニだらけでした。でも、徐々に減ってゆき・・・今のところはすっかりキレイになりました。

なにせ寒さと強風で蓋があけられないのでなんともわかりませんが、時折温度が上がると蜂達は元気に飛んでいます。正月にはかなりの花粉を集めていました。これから察するに、蜂はなんとか持ちこたえたかな・・・? 逆に、もうそろそろダニ剤をぶち込まねばなりません。それにいい加減エサもやりたい。次はいつ内検出来るかな?

昨年の記事を読むと、細かく様子が書いてあるので参考になりますね。今年もいよいよ蜂シーズン到来です。昨年と違い、私は本業にあれこれ変化がありましてさらに時間なく、身動きできない状況になってしまっています。でもなんとかあと一年は頑張りたいと思います。